【ワシントン=柿内公輔】ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は20日、据え置き型の家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」を11月15日に米国とカナダで発売すると発表した。日本での発売は未定だが、年末商戦の旗艦製品として投入し、米マイクロソフト(MS)や任天堂に対抗する。
欧州や中南米では11月29日から発売する。計32カ国で販売される予定で、予約は100万台を突破した。ロイター通信によると、SCEのハウス最高経営責任者(CEO)は「反応はすばらしい」と話している。米国での価格は399ドル(約3万8千円)。
PS4は2006年に発売された「PS3」の後継で、据え置き型としては7年ぶりの次世代機。クラウド技術を取り入れ、自分が遊んだゲームの映像を配信したり、他人とゲームの情報を交換できる。