スバルXVハイブリッド【拡大】
富士重工業は21日、受注が好調のスポーツ用多目的車(SUV)のハイブリッド車(HV)「スバルXVハイブリッド」を10月から増産することを明らかにした。XVハイブリッドを生産する矢島工場(群馬県太田市)の生産能力を増強する。増強の規模や1日当たりの生産台数は非公表。
XVハイブリッドは6月24日に発売。18日までの受注台数は約8700台に達し、月間販売目標(550台)をはるかに超える。あまりの人気に国内では納車が「来年2月以降になる」(担当者)という。また、秋には米国向けの輸出も始めるため、増産で供給不足の解消を図る狙いだ。
XVハイブリッドは排気量2000ccの水平対向エンジンを搭載。燃費性能はSUVで国内トップとなるガソリン1リットル当たり20.0キロを達成した。