LINEの森川亮社長(中央)は事業説明会でネット通販など今後の経営戦略を語った=21日、千葉県浦安市【拡大】
KDDI新規ビジネス推進本部の雨宮俊武本部長は、同日の記者会見で「顧客数は早期に10万人台にしたい。そうなれば黒字化できる」と説明した。
一方、世界で2億3000万人、国内だけでも4700万人の利用者がいる無料通話・チャットアプリ(実行ソフト)サービス「LINE(ライン)」の運営会社LINE(東京都渋谷区)は今秋、衣料、雑貨などのネット通販に参入する。
新サービスは「ラインモール」。ラインは国内4700万人の利用者のほかに、アカウントを開設、情報提供している企業や小売店も多い。同社はこれら企業にモールへの出店を促し、ネット通販の場を提供する。また、利用者同士がラインを通じて連絡を取り合い、直接、物品の売買ができるようにする。
21日の事業説明会で、LINEの舛田淳執行役員は「誰でも、いつでも、どこでも、売り手と買い手になれる手軽さがウリだ」と話している。
経済産業省の調査によると、2011年の個人向けネット通販市場の規模は約8兆4400億円。12年には約9兆1000億円程度に達したとみられる。
手軽に通販サイトから発注できるスマホの普及によって、ネット通販市場の成長はさらに加速する見通し。