百貨店の大丸と松坂屋を運営するJ.フロントリテイリングは26日、松坂屋上野店(東京都台東区)の南館を高層複合ビルに建て替え、傘下のファッションビル大手パルコや映画館などが出店すると発表した。総事業費は約200億円で、2017年秋にオープンする。
複合ビルは地下2階・地上23階建てで、延べ床面積は約4万2000平方メートル。パルコが1~6階、映画館チェーンのTOHOシネマズが7~10階に出店し、若者の取り込みを図る。地下1階は松坂屋の食品売り場が入る。12~22階はオフィス向け賃貸。
パルコは「観光資源の多いエリアだけに外国人にも魅力的な店作りを進めたい」とし、TOHOは「上質で多様な作品を提供するシネコンを目指す」という。現在の地下3階・地上7階建て(延べ約2万4000平方メートル)の南館は14年3月で営業を終え、売り場を本館に集約する。