エプソンの新製品をPRするイメージキャラクターで女優の忽那汐里さん=3日、東京都文京区【拡大】
デジタルカメラからのプリントが減る一方、スマホからのプリントは増加傾向にある。このため、大部分の機種がスマホ対応を加速。スマホから高画質な年賀状を作成できるアプリや、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「フェイスブック」や「LINE(ライン)」の写真を手軽にプリントできるアプリを用意した。
同社の昨年の国内シェアは46.7%とトップ。販売子会社のエプソン販売は「今年は市場シェア50%を目指す」と、他社を引き離しにかかる。
一方、2位のキヤノンも「ピクサス」シリーズの新製品「MG7130」(想定価格3万円)など4機種を5日に発売、エプソンを追走する。クラウド上にある写真や文書を直接印刷でき、これまでのように印刷前にパソコンやスマホにダウンロードする手間が省ける。
さらに、外出先からインクの残量を確認できるアプリなども追加した。