自動運転車をめぐる各社の動き【拡大】
これまでにも検討会では「機械と人、どちらに責任を負わせるかが問題」「動物の飛び出しなど突発事象に対応できない。ドライバーと同レベルの安全性でよいのか」などと、普及に向けた課題を口にする声が相次いだ。
車の事故は車の不具合が原因でない限り、自動車各社に責任はなく、主にドライバーの問題とされてきた。ただ、自動運転の場合、責任は自動車メーカーや、システムを開発したソフトウエアメーカーが負うことも想定される。
自動運転車の実現に向けた最大のテーマともいえ、自動運転車の開発で先行する米国では、米グーグルが17年の実用化を目指していることもあって、運転免許証や自動車保険の在り方についても議論がすでに始まっている。
一方で、「夢の車」ともいわれる自動運転車の実用化は、自動車各社や警察庁の“悲願”でもある「事故激減」の可能性を秘める。多くの事故が、ドライバーの判断ミスや不注意などの人為ミスが原因となっているためだ。