アップルが投入する廉価版のアイフォーンについて、米市場調査会社フォレスター・リサーチのチャールズ・ゴルビン氏は「新興国を中心に伸び悩んできたアップルの成長を押し上げる可能性がある」と予測する。
アップルはタブレットでもグーグルなどの低価格端末に対抗するため、「iPad(アイパッド)」の小型版を昨年投入した。
成熟する先進国でも、NTTドコモと今回提携するなど、価格に敏感な消費者やスマホ初心者の需要を取り込み、市場を深掘りしたい考えだ。アップルのクック最高経営責任者(CEO)は「さらに多くの人に届けたい」と日本での販路拡大に期待を示す。