東京五輪見据え…監視カメラ新製品続々 防犯需要拡大で開発加速 (2/3ページ)

2013.10.5 12:00

 同社は監視カメラ事業を成長分野と位置付け、1月には専門の担当部署を立ち上げた。従来は金融機関のATM(現金自動預払機)コーナーなどに設置する大・中型カメラが中心だったが、担当者は「ラインアップを拡充して拡販を進める」と強調する。

 ソニーが9月に発売したネットワークカメラ「SNC-CX600W」は高さ95ミリ、幅61ミリの名刺サイズ。機能を絞り込むことで価格を3万8000円に抑えており、「戦略的な価格設定を生かし、店舗やレストラン、マンションなどへの浸透を図りたい」と意気込む。

360度全方位カバー

 一方、国内シェア首位のパナソニックは、360度全方位を監視できるネットワークカメラ「DG-SF438」(15万円)を投入。「店舗内などで死角となる場所も撮影できることから、計画を上回る売れ行きをみせている」という。

 調査会社の富士経済によると監視カメラの国内需要は2011年に77万3000台だったが、15年には86万7000台に拡大する見込み。東京五輪の開催を控え、テロ防止などを目的に都内の駅周辺や公共施設、競技場などで設置が増える公算が大きい。

中国や台湾メーカーなどとの競争も激しく

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