BCNが家電量販店の売れ筋を調査している携帯電話部門ランキングで、9月30日~10月6日の週間ランキングではNTTドコモのiPhone5s(32GB)がトップに躍り出た。2位もドコモのiPhone5s(64GB)でワンツーをドコモが独占している。
在庫不足やメール機能の提供遅れなど、iPhone販売緒戦での苦戦を報じられドコモは前週まで新型iPhoneが7、8位と伸び悩んでいたが、その後は着実にiPhoneユーザーを増やしているようだ。新型iPhoneとしては4位にソフトバンクモバイルのiPhone5s(32GB)、6位にauのiPhone5s(64GB)が続いた。
前週1位だったauのiPhone5(16GB)は今週3位に。店舗ごとに実施されてきた大胆なキャッシュバックキャンペーンの影響が落ち着いてきた可能性がある。なお、iPhone5はかなり手頃に入手できる代わりに、キャリアがアピールするプラチナバンド、800MHz帯の電波ではLTE通信を利用できない。iPhone5sや5cよりも快適に利用できるエリアが狭いため、出費と性能をよく比較して選ぶのがいいだろう。