積水アクアシステムが実施した技術説明会【拡大】
現地事業の本格展開に先立ち積水アクアシステムは、技術説明会を実施した。ベトナム政府関係者やビールをはじめとする飲料会社、日本の環境省の関係者ら約50人が参加。実際に処理水の透明度を目にすることで、日本製装置の性能の高さを改めて認識した。
ただベトナムでは、排水設備に十分な資金を投入するだけの余裕がないのが現状。一方で、排水基準が厳格に適用されるようになってきており、「どの企業も排水基準を順守する必要がでてきた」(積水アクアシステム給排水ソリューション事業部の吉井良・国際部長)という。このため同社では、現状の予算規模でエスローテ技術が普及できるように、コスト面などに配慮した新興国モデルの開発を進めていくことを決定した。
また、ベトナムだけでなく他の東南アジア諸国でも、河川の汚染について同様の問題点を抱えていることを考慮。ベトナムでの実績を積み重ねながら、他国への水平展開を図っていく計画だ。(伊藤俊祐)