オリンパスは一眼レフの開発を中止。経営資源をミラーレス一眼に集中し、今月発売した「OM-D E-M1」(約14万5千円)は同社最高画質が売りだ。
各社がミラーレス一眼に力を入れるのは、コンパクトカメラの販売が落ち込んでいるからだ。ミラーレス一眼は単価も利益率も高く、レンズ販売も期待できる。今のところ普及しているのは日本など一部地域で、エントリー機では価格下落も進むが、「中・高級機は市場が活性化し、米国などの販売も伸びている」(パナソニック)という。
ソニーは一眼レフの上位機種に採用される35ミリフルサイズの大型画像センサーを搭載したミラーレス一眼「α7」シリーズを11月15日に発売。「α7R」(約22万円)は約3640万画素と高い描写力を実現。高級一眼レフの購入層も取り込む構えだ。
一方、一眼レフを得意とする2強は小型化を加速。キヤノンの「EOS Kiss X7」(約8万円)の重さはわずか約370グラム。ニコンが11月に発売する「D5300」(約9万円)も炭素繊維で重さを約480グラムに抑えており、競争が過熱している。