常に沈着冷静な岡村氏が感情を爆発させたのは今年9月、2020年東京五輪の誘致決定の瞬間だ。国民支持率の伸び悩みで失敗した16年を教訓に、今回は「絶対に呼び込みたい」と決意。五輪選手を呼んでPRイベントを開き全国の交通機関と連携しポスターを20万枚貼った。
中小企業の生き残りには情報化による創業支援と海外展開が欠かせない。アベノミクスで中小企業の景況感は回復しつつあるが、業績が苦しい企業も少なくない。賃上げも人材確保のためにやむなく行っているところもある。岡村氏がことあるごとに強調した「中小企業のイノベーション(終わりなき自己革新)」は三村次期会頭へと引き継がれるはずだ。(早坂礼子)