都心の真ん中で、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市発のブランド米「たかたのゆめ」の稲刈りイベントが18日、開かれた。東京・虎ノ門の森虎農園では、陸前高田の戸羽太市長をはじめ安倍昭恵首相夫人や近隣の子供たちも参加し、たわわに実った稲を刈り込んだ。
「農業の担い手が減る中で、全国にブランド米の発信で農業と地域を元気にしたい」と戸羽市長は復興シンボルにしようと意気込む。
地元・陸前高田でも収穫が始まったが、今年は塩害の影響もあって収穫は50トンにとどまった。一部は伊藤忠商事の子会社の伊藤忠食糧を通じて百貨店などで販売する。来年には生産量を3倍に増やし、コメ以外にも米粉パスタなど新商品にもつなげる計画。新品種「たかたのゆめ」はJT(日本たばこ産業)が、東北の厳しい環境下でも育つコメとして開発した。