東京ガスとパナソニックは21日、世界初となるマンション向けの家庭用燃料電池「エネファーム」を共同開発したと発表した。来年度から発売し、初年度500台の受注を目指す。
機器本体の気密性の向上などにより、マンションの開放廊下に設置されるパイプシャフト内に燃料電池ユニット、貯湯ユニット、バックパック熱源機を設置できるようにした。また、機器本体を固定する脚部の強度を高め、耐震性も向上させた。
発電出力は200~750ワットで、火力発電からの電気と都市ガス給湯器からの給湯を行う方式と比べ、二酸化炭素排出量をほぼ半減できる。モデルケース(3人家族)では年間の光熱費は約3~4万円節約でき、二酸化炭素排出量は約1・0トン削減が可能という。
東ガスは平成21年からエネファームの一般発売を世界で初めて開始し、累計2万4千台を販売。25年度は年間1万2千台、32年に累計30万台の販売を目指している。