マンション向け燃料電池 東ガス・パナが共同開発 (2/2ページ)

2013.10.22 05:30

東京ガスとパナソニックが共同開発したマンション向けの家庭用燃料電池「エネファーム」=東京都新宿区

東京ガスとパナソニックが共同開発したマンション向けの家庭用燃料電池「エネファーム」=東京都新宿区【拡大】

 最大のネックは価格の高さ。戸建て向け最新機種は199万円台で、現在45万円の国の補助金と店頭での割引を差し引いても、実質負担額は120万円台とみられる。マンション向けの価格は非公表だが同水準の可能性が高い。これに対し、通常のガス給湯器の平均価格は40万円程度。「エネファームを(耐用年数の)10年使っても元は取れず、価格競争力は不十分」(東ガス関係者)なのが現状だ。

 東ガスは09年5月からエネファームを売り出したものの、今年9月末までの販売台数は累計2万4000台にとどまる。20年までに累計30万台を計画しているが、国の補助金が15年度末に終わることもあり、80万円台の新製品の開発を目指している。

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