高精細化を実現した、シャープのフルHD液晶テレビ「アクオスクアトロンプロ」【拡大】
薄型テレビの国内市場にもようやく光が差し込んできた。電子情報技術産業協会(JEITA)によると、9月の薄型テレビの国内出荷台数は前年同月比14.2%増の48万7000台。地上デジタル放送への移行で駆け込み需要が発生した2011年7月以来、2年2カ月ぶりのプラスとなった。
来年にも始まる4Kの試験放送に加え、05年前後に大量に売れた液晶テレビからの買い替え需要も出てきた。サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会など、大規模なスポーツ大会が控えていることも需要増に追い風となっている。
このためテレビ各社が高付加価値型テレビの販売を強化している。