キヤノンは24日、2013年12月期連結決算の見通しについて、売上高を7月時点の予想より1000億円少ない前期比7.8%増の3兆7500億円、営業利益を200億円少ない同11.2%増の3600億円に下方修正すると発表した。キヤノンが同期の予想を引き下げるのは今年7月に続き2回目。一眼レフなどレンズ交換式デジタルカメラの販売が欧州や中国などアジアで伸び悩んだことが響く。
最終利益は200億円少ない同6.9%増の2400億円に引き下げる。
合わせて、レンズ交換式カメラの販売台数も従来の900万台から800万台に修正。国内販売は堅調だが、欧州やアジアは「景気低迷の長期化で、消費者の行動パターンが変わり、ぜいたく品として(購入が)後回しにされている」(同社)という。
スマートフォン(高機能携帯電話)の普及でコンパクトカメラの販売も苦戦している。
同時に発表した13年1~9月期連結決算は売上高が前年同期比6.7%増の2兆6966億円、営業利益が1.0%減の2437億円、最終利益が1.7%増の1662億円だった。