■複数端末時代は「ウチWi-Fi」の活用を
--最近の若者の動向をどう見ているのか
「生まれたときから豊かな時代だったこともあり、家族や友人、地元を大事にして、内向きではなく、地に足のついた生活を送りたいという傾向が強い。車や恋愛などさまざまなものを外で消費していたバブル世代とは違い、家で恋愛や消費を楽しんでいる人が増えており、こうした人たちを『ウチ(家)族』と名付けた。その意味では、ウチ族の主婦も増えている」
--若者の3割がデート場所を「家」と回答したという調査結果もある
「若者は、テレビを見たり音楽を聴いたり、料理をしたりして家でのデートを楽しんでいる。主婦は、ネットショッピングやネットバンキングをはじめ、海外ドラマの視聴など自分のホビーと家庭のマネジメントを上手に両立させている。家が楽しいので外に出ない」
--「ウチ族」が増える中、複数のデジタルデバイス(端末)を使う際のインターネット環境への不満も多い
「今の若い人はデジタル時代に育ち、携帯電話などのアプリ(応用ソフト)の使い方にたけているが、通信網という根源的なことを理解していない人も多い。例えば、自宅でデートする『ウチデート』ではテレビを見ながらスマホを使ったり、ツイッターでツイートする人も多いが、通信回線の最適な使い方をすればネット環境にストレスが生まれず、ウチデートがもっと楽しくなる」
--端末を複数使いこなす時代の最適な通信手段とは
「光回線など自宅の固定回線と無線LANを組み合わせたWi-Fi(ワイファイ)を『ウチWi-Fi』と言っている。民間調査では、20代の3分の2がウチWi-Fiを使っていないことが分かった。家庭内で電子機器や端末を思う存分使いたいならば、もっとウチWi-Fiを活用すべきだ」