JFEホールディングスが25日発表した2013年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期比32倍の477億円となった。製造現場でのコスト削減対策が寄与した。売上高は前年同期比18.8%増の1兆7283億円、営業利益は5.3倍の590億円だった。
主力の鉄鋼事業は、円高是正効果とそれに伴う鋼材需要の回復により250億円の増収となった。好調な売り上げに加え、コスト削減などの収益改善策も奏功して、同事業の経常損益は前年同期の30億円の赤字から559億円の黒字に転換した。
これまで未定としていた14年3月期連結決算の業績予想について、売上高は前期比16%増の3兆7000億円、営業利益が3.9倍の1550億円、最終利益が2.4倍の950億円となると発表した。
会見した岡田伸一副社長は、中国の過剰な供給状態について懸念を示しつつも、「今の(国内の)生産現場は自動車向けや建築向けを中心にフル稼働している」と指摘。現在の好調さが持続するとの認識を示した。