中国西部の市場開拓を進めているデンマークのビールメーカー、カールスバーグは、雲南省に年間生産規模100万トンのビール工場を建設する計画を明らかにした。中国国営新華社通信が伝えた。
新工場は2015年の正式稼働を目指し、19年には第2期工事が始まる予定という。同社中国地区の馬儒超・最高経営責任者(CEO)は「同省大理市に工場を設けることで、中国西部における地位の確立を実現。
全世界の市場を対象としたシェアの拡大にも力を入れていく」との考えを表明。25年までに50億元(約806億5000万円)を投じ、同省におけるビールの年間生産量を160万トンに引き上げる計画という。