三菱自動車は1日、一般公開が23日から始まる東京モーターショーで、3台のコンセプトカーを世界初披露すると発表した。3台は、大型のスポーツ用多目的車(SUV)、小型SUV、多人数乗りの多目的車(MPV)。
SUV2台については、プラグインハイブリッド車(PHV)で、大型は主力の「パジェロ」、小型は「RVR」の後継モデルとして開発が進められている。パジェロの後継は、排気量3000ccのガソリンエンジン、RVR後継は、排気量1100ccのガソリン直噴ターボエンジンを搭載。小型MPVは排気量1100ccのガソリンエンジンに、軽量なハイブリッドシステムを組み合わせたモデルで、日本、東南アジアでの市販化を念頭に入れている。
発売時期は未定だが、同日会見した中尾龍吾常務は「数年後の市販を見据えて開発している。デザインの変更はあり得るが、ベースになる」との考えを示した。