これまで実証試験は行われていなかった。試験では、建屋5階のオペレーションフロアに実際にキャスクを運び込み、クレーンで安全につり上げられるかどうかを確認する。
東電はこれまでに、原子力規制庁から委託を受けた独立行政法人「原子力安全基盤機構」(JNES)と燃料取り出しの進め方を協議してきた。その中で、JNESから実物を使った実証試験を求める指摘があり、東電も必要性を認めたため自主的に試験の実施を決めた。
規制庁側は、クレーンなど4号機で使われる機器の使用前検査を10月末に終え、近く検査の終了証を東電に交付する見通し。今回の実証試験は使用前検査に含まれていない。