【ワシントン=柿内公輔】米調査会社IDCが12日発表したスマートフォン(高機能携帯電話)の基本ソフト(OS)に関する7~9月期世界出荷調査で、米グーグルの「アンドロイド」を搭載する端末のシェアが81.0%とトップを維持し、前年同期の74.9%からさらに拡大した。
2位の米アップルの「iOS」は、同社の旗艦端末iPhone(アイフォーン)の出荷が低迷し、シェアも12.9%(前年同期14.4%)に低下した。3位は米マイクロソフト(MS)の「ウィンドウズ・フォン」で3.6%(同2.0%)。4位のカナダの「ブラックベリー」は販売不振で1.7%(同4.1%)に落ち込んだ。
業界全体の出荷台数は前年同期比39.9%増の2億6110万台と拡大した。