“黒船”EV普及へ「アクセル」 BMW参入で活気、価格競争激化 (2/4ページ)

2013.11.14 06:50

 i8は電気モーターと1500ccの直列3気筒ターボエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載したPHV。走り始めから時速100キロまで4.5秒で到達する高い加速性能が自慢だ。価格は1917万円。いずれも政府の補助金などは調整中という。

 海外勢初のEVの日本投入に賭けるBMWだが、普及は思うように進んでいない。

 国内メーカーは、三菱自動車が2009年に世界初の量産型EV「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を、10年には日産自動車が「リーフ」を発売するなど世界に先駆けてきた。ただ、フル充電で200キロ程度という走行距離の短さや、充電設備の普及遅れが敬遠され、販売は伸び悩む。日産はルノーと合わせ、「16年度にEV販売150万台」を目標に掲げるが、今年7月までの累計販売実績は10万台しかない。トヨタ自動車(グループのトヨタ車体を除く)やホンダがリースにとどまっていることも普及の難しさを物語る。

「(普及に向けアクセルを踏むには)今がいいタイミング」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。