現在、燃費性能に優れるHVは日本では人気で、軽自動車を含めた国内新車市場に占めるHVの割合は昨年、約18%に高まった。一方、中国では安価で壊れない車に注目が集まるうえ、補助金もないため、ニーズは一部の富裕層に限られている。
トヨタは昨年、中国市場でHVを日本からの輸出も含め1万7300台販売した。日本から輸出する形で昨年から本格販売を始めたホンダも「フィットHV」「CR-Z」「インサイト」を展開するものの、544台にとどまった。
年間2000万台の中国自動車市場でHVの地位が確立するのはまだ先だ。
ただ、大気汚染が深刻化する中国では、政府による環境対策が急務とされており、今後はHVの購入に補助金が出ることも期待されている。トヨタに続きホンダも3年以内をめどにHVの現地生産に乗り出す方針を示している。