アサヒグループホールディングスは15日、インドネシアの容器入り飲料水メーカー、ティルタ・バハギア(TB)を、現地のアサヒ系合弁会社を通じ189億円で買収したと発表した。
TBは同国全域に19工場を有し、シェア2位の飲料水「クラブ」を展開。アサヒによると、同国の容器入り飲料水市場は約1500億円規模で、人口増に伴い毎年約10%の高い伸びが期待される。「市場拡大に素早く追いつくため、有力ブランドの取得を決めた」(広報)としている。
アサヒの2015年までの中期経営計画では、東南アジア市場全体で年間1000億円の売り上げを目標に掲げている。