明治が中国で12月1日に発売するヨーグルトと牛乳=15日、中国・上海【拡大】
明治は15日、上海市など中国東部で12月1日にヨーグルトと牛乳を発売すると発表した。江蘇省蘇州に新設した自社工場から出荷する。
同社は先月、採算悪化を理由に粉ミルクで中国から事実上撤退したが、「食の安全や健康へのニーズは多様化している」(同社の谷中孝章専務)と判断した。
中国の牛乳市場の約70%は長期保存がきく常温タイプだが、同社は河北省の牧場から生乳を自社工場まで輸送。日本並みの品質基準で製品化し、健康志向が強まる中間所得層の家庭などに売り込む。
同社は2年前に全額出資で蘇州に現地法人を置いて工場建設を進めてきた。
販売価格はヨーグルトが400グラム入りで18元(約290円)前後、牛乳が950ミリリットル入りで22元前後。スーパーなど小売店や、ホテル、学校、病院など向けに上海エリアを中心に販路を広げ、2020年度に中国市場で7億元(約115億円)を販売する計画だ。(上海 河崎真澄)