丸井グループは15日、子会社のクレジットカード会社、エポスカードが少額短期保険事業に参入したと発表した。月内にも賃貸住宅入居者向けの家財保険の販売を始める計画で、初年度は1万2000件の販売を目指す。
エポスカードは大手損害保険会社4社と共同で「エポス少額短期保険」を設立し、10月22日に関東財務局に登録した。エポスカードは賃貸住宅の保証人代行と家賃収納を組み合わせたサービスを提供しており、不動産管理会社約900社とのネットワークを生かして家財保険の販売力を高める考え。将来的には丸井店舗の利用者やカード会員の生活スタイルに合わせた保険商品の開発も検討する。