ロッテが9月に西日本で先行発売した「オンショコラ<ローマのカフェタイム>」と「オンショコラ<ハワイの朝フルーツ>」は、砕いたコーヒー豆やドライフルーツを表面にトッピングした板チョコ。販売好調とあって今月14日からは全国販売を始めた。価格は各148円前後。
彩り豊かな素材を使用することで、華やかな味と見た目を演出。まるで旅に出たような異国情緒を感じさせる板チョコにしたという。
表面にトッピングすることでで、開封時に素材ならではの香りが広がり、口の中ではチョコと混ざり合っていく味の変化を体感できる。
チョコレートに入れた割れ目はひし形を基調にした独特なパターンにし、ユニークな割れ方で見た目にも楽しめる。また「商品が薄いので割りやすく、口に入れやすい」(33歳・女性)と、食べやすさの面でも評価が高い。
<ローマのカフェタイム>は、セミビターのチョコレートに、コーヒー豆とヘーゼルナッツを砕いでちりばめた。コーヒーの香ばしさとヘーゼルナッツの柔らかい味わいが良く合う。小腹がすいたときに食べたという28歳のOLは「甘さがちょうどよく、後味がしつこくない。コーヒーのほろ苦さで、ほっと一息つける感覚がいい」と語る。
一方の<ハワイの朝フルーツ>はミルクチョコベース。さっぱりとした味わいを出すために、イチゴとマンゴーのフルーツチップとクッキークランチをちりばめた。「本当に爽やかなフルーツの味」(23歳・女性)を楽しめる。チョコ好きを自認する38歳の女性は「カラフルな見た目や華やかな香りで今までのチョコとは違った楽しみ方ができる」と、五感を刺激する味わいがお気に入りと語った。
リラックスや、ダイエット効果などから、チョコレート人気は、以前にもまして高まっている。オンショコラはチョコレート販売開始50年を迎えるロッテが打ち出す新しいコンセプトの製品となる。