ロート製薬は22日、インドの現地企業と合弁で、目薬の製造工場を建設すると発表した。2014年に着工し、15年中の稼働を目指す。経済成長が著しいインドでの市場拡大が見込めると判断した。現地市場向けのほか、中東やアフリカへの供給も目指す。
現地の医薬品製造会社ディープケア・ヘルス(グジャラート州)の株式の約4割を第三者割当増資で取得し、同社敷地内に合弁で製造会社「サンウェイズ・ロート・ファーマスーティカル」を設立する。資本金は1億5533万ルピー(約2億4900万円)。工場の生産能力や従業員数などの詳細は今後詰める。
ロートは、インドでは10年に販売子会社を設立し、スキンケアや洗顔剤など化粧品を販売している。