最上階の11階は屋根面の一部を緑化し、日射負荷の低減を図った【拡大】
日本土地建物(東京都千代田区)は、米国の建築物環境評価「LEED(リード)」で「ゴールド」の事前認証を取得した環境配慮型ビル「日土地虎ノ門ビル」(東京都港区)を完成させた。
同ビルでは約20項目に及ぶ環境への取り組みを行った。その設備の一つが屋上の2カ所に設置した96枚の太陽光パネル。出力は20キロワットで、年間使用電力量の1%の発電量に相当する。
最上階の11階にあるテナントが利用できるガーデンテラスは屋根面の一部を緑化した。日射負荷の低減と快適な職場環境を提供する。屋外にも壁面緑化を施し、建物の外構にはドライミストを設置することで、道行く人に清涼感を与える。
1階のエレベーターホールにはデジタルサイネージ(電子看板)を設置した。太陽光発電量や電力使用量などを掲示。テナントや来館者に対し、省エネの「見える化」を行った。
一連の取り組みが評価され、LEEDのゴールド認証に加えて、建物の環境性能を総合的に評価する「CASBEE(キャスビー)」のSランクを取得した。また、年間熱負荷係数も25%以上削減する身通し。