【ワシントン=柿内公輔】訪米中の日立製作所の中西宏明社長は3日、ワシントン市内で記者会見し、IT事業などの強化で北米事業の売上高を近い将来に1兆1000億円超に引き上げる方針を明らかにした。
2013年3月期の北米部門の売上高は約8000億円だが、中西社長は「現地の(日立グループの)経営者が力を発揮できる環境をつくればまだ伸びる」と指摘。IT分野やエネルギー分野を軸に、製品販売に顧客の経営改善に向けた助言業務も組み合わせることで、「1兆1000億円は当然視野に入れて、もっと伸ばしたい」と述べた。
また、北米で開発が拡大しているシェールガスについて、「(事業開拓の)ポテンシャルがある」とし、今後の環境規制強化の動きなどをにらみ、水処理分野などで市場参入の機会を探っていく考えを示した。