大手2社、ビール離れ阻止へ新戦略 プレミアム通年販売、定番商品改良 (2/2ページ)

2013.12.13 06:06

アサヒビールはスーパードライの事業戦略を発表、高級ビール「ドライプレミアム」(左)の通年販売のほか、従来商品の味を向上させる=12日、東京都千代田区

アサヒビールはスーパードライの事業戦略を発表、高級ビール「ドライプレミアム」(左)の通年販売のほか、従来商品の味を向上させる=12日、東京都千代田区【拡大】

 また、優良な酵母を選別する技術を新たに導入し、通常のスーパードライものどごしの良さと泡のきめ細かさを改良した。

 キリンは2009年以来、約5年ぶりに一番搾りの製法改良に着手、ビールを飲んだ際に感じる雑味を約20%低減させた。12月中旬から順次、新製法を採用した商品を製造する。

 主要ビール5社の1~11月の累計出荷量は前年同期比1.1%減で、年間出荷量が9年連続の前年割れとなるのは確実な見通し。若者を中心に、低アルコール飲料やワインなどに需要が移っているほか、少子高齢化を背景とした市場縮小がビール離れの要因だ。アサヒビールの小路明善社長は、「消費増税などもあるが、顧客に評価されている商品を積極的に展開することで、要望に応えたい」と、巻き返しに向けた意欲を示した。

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