色や明るさの調整能力で競う
LED照明は調光や調色が可能だ。暑い夏場は白っぽい涼しげな光に、寒い冬場は暖かさを感じるオレンジ色の光にすることができる。LEDが持つ“光の演出力”をめぐり、メーカーはしのぎを削る。
東芝ライテックは今年3月、家電と連携機能を持たせた4機種を投入。家の電力使用状況に合わせて明かりを自動調節したり、パソコンなどで使用状況を確認したりできる。シャープは桜色の光を楽しめる「さくら色LEDシーリングライト」の製品ラインアップを拡充した。
明るさに合わせて光の色が変化する「シンクロ調色」を開発したパナソニックも強気だ。平成27年度までに住宅用照明製品の全てをLED照明に切り替える計画で、シンクロ調光タイプを3割超にする方針。
調査会社の富士経済によると、LED照明の国内市場は24年の計590億円から、27年に659億円に膨らむ見通し。LEDの性能を引き出し、照明の付加価値を高める競争は激しさを増しそうだ。(板東和正)