「監督は君だろ。君はどうしたいんだ!?」。こう迫る役所さん。だが、監督は最後に、自らダンスを踊ってみせ、一転、迫力のある声で「こんな風にやってみろ!!」と大見えを切り、CMは幕を閉じる。
古田さんが踊ったダンスの振り付けを手がけたのは、数々のCMや舞台の振り付けで有名な振りつけ家、香瑠鼓(カオルコ)さん。テンポが早く難易度の高いダンスだったが、古田さんは短時間で習得し、キレのよい動きをみせたという。
また、スタジオ内にはベトナムの街を再現。監督や役所さんの登場する場面の周囲を囲むように露店を設けたほか、足元のアスファルトのデコボコといった細部にまでこだわった。現地でそろえたという店の軒先の椅子(いす)などの多くの小道具も、ベトナムの街の雰囲気をうまく醸し出した。