さらに10月には、日本政府の支援でフエ大病院内に内視鏡医の研修施設を開設。名大の後藤秀実教授らが指導医を派遣して人材育成に貢献するなど、一連の官民一体の取り組みが今回の受注につながった。
関係者によると、日立メディコもベトナムの複数の病院とがん診断などに使う画像診断装置の商談を進めているという。
ベトナムでは経済発展による食生活の変化などで、生活習慣病やがんの患者が増加傾向にあるという。このため昨年12月14日に東京で開かれた日本とメコン川流域5カ国の首脳会議が採択した「日メコン行動計画」には、ベトナム側の提案で、がんと生活習慣病予防に関する日・ベトナム間の協力強化が明記されていた。