--現地に進出してどうか
「2013年6月に現地法人を設立した。実はミャンマーには国立コンピューター大学があり、日本人より優秀な技能を持っている人も少なくない。しかも10人採用のところに80人が応募する買い手市場だ。人件費も安く、日本で100万円かかるアプリケーションの制作費が10万円でもできる。現地では、eコマースのシステム開発や運用、メンテナンスをしている」
--今後の展開は
「現時点で当社の顧客は50社だが、制作能力を強化して、2014年は100社へと倍増させることを目標としている。ミャンマーの制作拠点は今後3年ぐらいで、40~50人にまで規模を拡大する。また、3年以内に台湾と香港に営業所を立ち上げ、市場として有望なアジアへの、販売とサービスの拠点とする。日本企業の99.7%が中小で、就業者は約7割を占める。ITを活用して中小企業に積極的に海外に進出してもらいたい」(佐竹一秀)
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【プロフィル】星野翔太
ほしの・しょうた 早大第二文学部中退。フリーのプログラマーとして活動後、在学中の2007年8月スターフィールドを設立し、社長に就任。28歳。東京都出身。
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【会社概要】スターフィールド
▽本社=東京都新宿区高田馬場1-25-32 108ビル3階
▽設立=2007年8月
▽資本金=1000万円
▽従業員数=10人
▽事業内容=eコマースシステムの開発・販売、eコマースサイトの企画・制作・運用、サーバー運用