三菱地所社長・杉山博孝さん【拡大】
--東京の大手町、丸の内、有楽町周辺の「大丸有」は
「まず丸の内をグローバル化しようと、日本に進出していない海外企業や、世界展開を目指す日本の中小・ベンチャー企業などの事業開発支援・誘致を促す『成長戦略センタープロジェクト』を昨年から始めた。大手町の再開発では温泉施設をつくり、災害時には災害活動要員などに使っていただく。外国人向けのサービスアパートメントも導入する。有楽町方面では東京商工会議所と東京会館の再開発が本格化する。常に街は生きて動いており、街づくりに終わりはない」
--他の事業展開は
「国内事業はアウトレットのほか都心型と郊外型の商業施設を展開しており、伸ばせる余地がある。海外事業はこの3年間で900億円を投資しており、街づくりのノウハウを提供するなどして実を結ばせたい。海外投資家からの問い合わせも増えた。日本の不動産市場は割安感を持たれており、関心は極めて高い」(藤沢志穂子)
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【プロフィル】杉山博孝
すぎやま・ひろたか 一橋大経卒。1974年三菱地所入社、2004年執行役員、07年常務、10年専務、11年4月から現職。東京都出身。