JX日鉱日石エネルギー社長・一色誠一さん【拡大】
--韓国のSKグループとの連携に伴い、室蘭製油所は3月に石油精製を停止する
「室蘭製油所はパラキシレンの原料製造所に転換。従業員を2割削減するが、改造工事などで地元経済への波及効果は見込める。夏には韓国・蔚山(ウルサン)広域市で、パラキシレンを合弁生産する世界最大級の工場が商用運転を始める。当社は韓国のインフラを、SKは当社の技術を活用できるメリットがあり、ウィンウィンの関係にある」
--東京電力が老朽火力の建て替えや安価な燃料調達のパートナーを探している
「東電をはじめ電力各社からは、当社の燃料供給能力に期待が集まっている。一緒にやっていくことを検討している。メガソーラーを中心に電力事業を強化するほか家庭用燃料電池の『エネファーム』の販売にも力を入れていきたい」(宇野貴文)
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【プロフィル】一色誠一
いっしき・せいいち 慶大経卒。1972年日本石油(現JX日鉱日石エネルギー)入社。新日本石油(同)取締役、常務などを経て、2011年4月JX日鉱日石エネルギー専務執行役員。12年6月から社長。東京都出身。