丸紅社長・国分文也さん【拡大】
--ロシアからのエネルギー安定供給は
「日本とロシアの関係は今の政権になって、いい方向に変わっている。ロシア側も今までガスプロムが独占していたガス輸出を自由化した。パートナー戦略でさまざまな液化天然ガス(LNG)事業に網をはり、日本向け安定供給に貢献したい。石油最大手ロスネフチとは以前からワーキングチームを作って検討してきた複数案件が昨年から動き出しており、具体的な成果につなげたい」
--非資源への投資を重視している
「ポートフォリオ委員会を通じて総資産を増やしながら、収益性が低いものから高いものへと資産の中身を入れ替えていく。国内の事業がなくなるわけではない。ただ再編が進む中で、紙・パルプや食品業界など当社の強みがある分野では収益があがっているうちに、いかに勝ち組になれるかの手を打っていくことが必要だ」(上原すみ子)
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【プロフィル】国分文也
こくぶ・ふみや 慶大経卒。1975年丸紅入社。執行役員エネルギー部門長、常務、専務、副社長などを経て13年4月から現職。東京都出身。