塩ビ工業・環境協会が15日発表した塩化ビニール樹脂の2013年の国内生産量は、前年比11.5%増の141万4473トンで、3年ぶりに前年実績を上回った。4月の消費税増税を見据えた住宅関連の駆け込み需要が増えたことで、住宅設備に使われるパイプやサッシなどの塩ビ樹脂製品の需要が大幅に回復した。
国内向け出荷量は4.3%増の107万691トンで2年ぶりのプラス。首都圏の建築着工数や東日本大震災後の復興需要も堅調に増えたことで、パイプや窓枠に使用される硬質用やフィルムなど軟質用などすべての品目で前年を上回った。
また、輸出は円安による追い風効果もあり、40.8%増の34万5169トンで4年ぶりの増加となった。