経団連の次期会長に内定した東レの榊原定征会長は14日、東京都内のホテルで記者団の質問に応じ、「日本経済再興は国民的課題で指名を受けたら天命と思ってやるのが男として人間としての道だ。全力でぶつかりたい」と意欲を示した。主な一問一答は次の通り。
--経団連会長となる心境は
「アベノミクスによりデフレ脱却も見え始めている。経済界と政治が車の両輪となって経済を牽引(けんいん)していくのが一番大きな課題だ」
--エネルギー政策について
「経済とエネルギー政策は一体。いくつかの選択肢がある中で、原子力は重要なエネルギー源として一定規模を持つことが国策上重要だ。安全第一だが、一定規模は保持し、国民生活や経済の安定、豊かな生活を実現するために必要だ」
--賃上げについては
「経済の好循環を実現するため、力のある企業が率先して賃上げするのが一番いい。ただ賃上げはベアも定昇も賞与もあるので、各社がそれぞれの事情の中で決めていったらいい」