同様に上位2社も、第3のビールで新製品の好調ぶりが目立った。キリンビールが5月売り出した「澄みきり」は計画を大きく上回る505万ケースを出荷。アサヒビールは3月発売の「クリアアサヒ プライムリッチ」が貢献し、シリーズ出荷量が20.5%増、第3のビール全体で4.4%伸ばした。
ただ両社ともビールについては、業務用を伸ばしつつも、急成長する「プレミアム志向」を取り込みきれず課題を残した。アサヒは「スーパードライ」が伸び悩んでビール出荷量が2.6%減、キリンも「一番搾り」の苦戦で3.8%落とした。両社は今年、高級版でブランド競争力の向上と巻き返しを図る。