--海外進出をさらに加速するのか
「新規案件より既存の出資案件の地固めをする時期。中国の出資先は累損を一掃して配当がそろそろ実現しそうだ。ベトナムやインドネシアはまだ利益目標などを示せる段階ではないが、われわれの技術支援によって純資産価値や保有契約価値をいかに伸ばしていくかが大事になる。ただ、海外で商品開発、システム開発、保険数理など技術支援の実務をこなす人材が残念ながら十分とはいえないので、TOEICで一定の点数をとった社員に研修をして海外にほうり込むことなども考えている」
--運用利回りが契約者に約束する予定利率を下回る「逆ざや」が縮小しているが、利益還元策は
「契約者への配当や保険料を下げた新商品など既存契約者と新規契約者の公平性を保ち、バランスをよく見た上で考えていかないといけない」(万福博之)
◇
【プロフィル】佐藤義雄
さとう・よしお 九大法卒。1973年住友生命保険入社。徳島支社長、総合法人本部長、常務などを経て、2011年7月から現職。福岡県出身。