■地元ベンチャーの経営を積極支援
--2014年度までの中期経営計画の進捗(しんちょく)状況は
「『最初に相談される銀行』というブランドの確立を目指し、お客さまサービスの向上、リスク管理態勢の充実、効率経営の追求を基本方針にさまざまな施策を講じている。その結果、預金は順調に推移し、自己資本比率も向上してきているが、まだまだ計画には届いていない。引き続き役職員一丸となって計画達成に全力で取り組んでいきたい」
--施策の成果は
「成長分野である医療・介護福祉、1次産業に付加価値をつける6次産業化に注力している。医療・介護福祉の分野ではコンサルティング活動の成果が出始めた。6次化では昨年3月に『えひめガイヤ成長産業化支援ファンド』を創設し、愛媛の基幹産業である1次産業の活性化に向けてブランド化を推進している。ブランド化すれば地元だけでなく都会でも認知され、所得と雇用をつくっていくことができる」
--ベンチャー企業の支援に積極的だ
「04年に『えひめベンチャーファンド』をつくり、将来大きく成長しようとしている地元のベンチャーにさまざまな経営支援を積極的に行ってきた。その結果、投資先11社の中から6社が上場した。地方のファンドでは一社でも上場できれば成功といわれる中で、驚異的な数字だ。地元のベンチャー経営者の上昇志向と当行の目利き能力の高さを示すことができた。昨年8月には後継となるファンドを設けており、引き続き支援していく」