東レとNTT、生体情報を測定できる機能素材を共同開発 「着る端末」実用化へ

2014.1.30 17:24

「hitoe」を使用した生体情報計測用ウェアを着用すると、スマホと連動させて心拍数などのデータの管理や分析もできる=30日、東京都中央区(西村利也撮影)

「hitoe」を使用した生体情報計測用ウェアを着用すると、スマホと連動させて心拍数などのデータの管理や分析もできる=30日、東京都中央区(西村利也撮影)【拡大】

  • 「hitoe」を使用した生体情報計測用ウェアを着用すると、スマホと連動させて心拍数などのデータの管理や分析もできる=30日、東京都中央区(西村利也撮影)
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 東レとNTTは30日、着るだけで心拍数などの生体情報を測定できる機能素材「hitoe(ヒトエ)」を開発したと発表した。NTTグループのNTTドコモが年内にもウエアラブル(装着型)情報端末として活用し、健康やスポーツ分野などでスマートフォン(多機能携帯電話)と連携したサービスを提供する。

 東レは新素材で新たな需要創出を狙い、ドコモは新サービス導入で利用拡大につなげたい考えだ。

 hitoeは、極細のナノファイバー繊維の中に導電性の樹脂を織り込んだ機能素材。肌に密着させると電極として作用し、心拍数や心電波形、睡眠データなどの情報を取得できる。身に着けた際の着心地や通気性も備え、発汗によるショートも防ぐ仕組みで、洗濯などへの耐久性も確保した。性能的には「医療機器としても使えるレベル」(NTT)という。

 現在は、既存のTシャツにhitoeや配線などを縫い付けた形状だが、今後は違和感のないデザインに仕上げ、量産化にも対応する。NTTドコモの中山俊樹執行役員は「スポーツ分野だけでなく、介護や医療分野にも応用できる」と説明。「将来的には通信や機械を操縦するインターフェースとしての活用も期待できる」とした。

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