神津氏はさらに「中小企業や非正規で働く人への成果配分にも重きを置いてほしい」と要望し、企業規模や業種、地域などの格差是正にも意欲を示した。労働側は中小企業には大企業の毎年の定期昇給分に当たる2%の賃上げが必要と主張しているが、経営側は「大手を上回る賃上げは限定的」と慎重だ。
トップ会談を受け、鉄鋼などの労働組合は7日に経営側に要求書を提出。自動車や電機の労組が続き、3月12日の大手企業集中回答日に向け労使の個別交渉が本格化する。連合の古賀伸明会長はインフルエンザに罹患(りかん)して5日の会談を欠席した。(早坂礼子)
2014春闘、労使のスタンス
労働側 経営側
基本方針 デフレ脱却のため賃上げを 業績改善企業は賃上げも
賃上げ 当然 容認
ベア 月例賃金の一律引き上げを 一時金など多様な対応で
定昇 約2%の維持を 社内規定で自動的に上がる