日本マクドナルドホールディングス(HD)は19日、社長兼CEO(最高経営責任者)に、傘下の事業会社「日本マクドナルド」のサラ・カサノバ社長兼CEO(48)が就く人事を発表した。3月25日開催予定の株主総会後に就任する。HDの原田泳幸会長兼社長兼CEO(65)は代表権のない会長にとどまるが、経営の第一線からは退く。
カサノバ氏は昨年8月に、マクドナルドのマレーシア・シンガポール担当責任者から現職に就任。事実上、原田氏に代わり事業の指揮を執っていた。
在任10年の原田氏は一時、最高益を塗り替えるなど不振だったマクドナルドをV字回復させ「デフレの勝ち組」に浮上したが、最近はコンビニエンスストアなどとの競合激化で業績が低迷、12年12月期から2期連続で減収減益となった。カサノバ氏は、集客回復に向けた抜本的なてこ入れが急務となる。
【プロフィル】サラ・カサノバ
カナダ・マックマスター大院修了。1991年マクドナルドカナダ入社。マクドナルドマレーシア・シンガポールリージョナルマネージャーなどを経て、2013年8月日本マクドナルド社長兼CEO(最高経営責任者)。カナダ出身。48歳。