【茨城発 元気印】コルカリーノ 紅茶・みそ味…かりんとうに独自色 (3/4ページ)

2014.2.20 05:00

かりんとうを揚げる染谷清賢社長。かりんとう作りのほとんどは手作業だ=茨城県牛久市

かりんとうを揚げる染谷清賢社長。かりんとう作りのほとんどは手作業だ=茨城県牛久市【拡大】

  • 味付けしたかりんとうは冷却器の上に乗せ、冷ましながら人の手で丁寧に選別する=茨城県牛久市
  • 観光庁の世界にも通用する究極のお土産にノミネートされた「いしにえ味噌かりんとう」

【会社概要】コルカリーノ

 ▽本社=茨城県牛久市南1-18-27((電)029・879・9996)

 ▽設立=2012年2月

 ▽資本金=100万円

 ▽従業員=7人

 ▽売上高=4000万円(2013年11月期)

 ▽事業内容=かりんとうの製造卸と直売(かりんとう本舗)・OEM商品開発

                   ◇

 ≪インタビュー≫

 □染谷清賢社長

 ■付加価値つけて海外に発信

 --かりんとうを洋風にした理由は

 「コーヒーが大好きで、いつまでも気持ちの中では、かつてやっていた珈琲屋でいたい、いつかはまたやりたいなと思っている。だから、コーヒーや紅茶に合うかりんとうを作って関わっていたいと思った」

 --かりんとう作りは誰に教わったのか

 「かりんとうメーカーの工場長を務めていた、かりんとうの達人が師匠。米菓子やかりんとうの製造機械を作っていた社長に紹介してもらった」

 --かりんとうの味付けは

 「師匠からは基本的なソバや黒糖など、4種類ぐらいを教わった。オリジナルは、イメージしたアイデアを煮詰めていって仕上げる。3種類でスタートし、1週間後に4種類考案し、それから数週間後にアールグレイを作り出した」

 --大手メーカーとの競争が厳しいと思うが

 「逆に楽しい。競争しなければ切磋琢磨(せっさたくま)できないし、進化できない。よりおいしいものを作ればいいわけだから、刺激になる」

 --全国の魅力的なお土産を発掘する観光庁の「世界にも通用する究極のお土産」にノミネートされた影響は

 「オファーが増えたし、進まなかった商談が急展開した。観光庁が認めるコンクールの1回目で、食に関するプロも審査しているということで、注目されるようになった。良いものを作り、付加価値をつけて海外にも発信していきたい」

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