3月7日に全面開業する「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)。話題性の高い日本一の超高層ビルの本格始動に、他の商業施設も対抗策に躍起だ【拡大】
「修正」の内容は、売り場面積を現在の約4割にまで大幅縮小し、JR西日本グループが手掛ける隣接の専門店街「ルクア」と一体運営する。店名変更すら検討されており、三越伊勢丹は大阪での百貨店事業から実質“撤退”することになる。
これまで、各地の流通地図を塗り替えてきたのは、各地のターミナル駅に進出した百貨店だった。三越伊勢丹はその「独り勝ち神話」をも崩壊させ、関係者に衝撃を与えた。三越伊勢丹は軌道修正で再起を図る方針だが、全国屈指とされる激戦地での巻き返しは簡単ではない。
関西を舞台に、ますます白熱する流通競争。勝利の果実を手にするのはどの鉄道会社か。勝ち残りをかけた各社の知恵比べが続く。(橋本亮)